怖ろしい 貿易赤字の定着 (下)

◇ 原発の再稼働をするしかない = 仮に貿易収支の赤字が定着したら、どういうことになるだろう。輸入代金が恒常的に輸出代金を上回るから、その分だけ購買力が海外に移転してしまう。景気はそれだけ足を引っ張られることになる。輸出はもはや景気拡大の原動力とはなりえない。

いまの日本は、海外から受け取る配当などの所得収支が大幅な黒字だから、貿易収支が赤字になっても経常収支が赤字になるとは限らない。たとえば10月は貿易収支が2800億円の赤字だったが、経常収支は5600億円の黒字を確保した。しかし、この経常収支も黒字の大きさは8か月連続で縮小している。

国の借金がGDPの2倍にも達した日本。その国債が低金利で発行されているのは、経常収支が基調的に黒字を維持してきたために他ならない。つまり借金は多いけれども、稼ぐ力も強いとみられていたからだ。したがって仮に経常収支が赤字基調に陥ると、この信頼感は消滅する。国債の価格は下がり、利回りは上昇。ギリシャやイタリアのような状態になる危険性が高い。

そんな状態になれば、日本経済は立ち行かなくなる。それを避ける方法は、輸出を伸ばすか輸入を減らすしかない。だが輸出は相手国の経済情勢と円相場に左右されるから、すぐ思い通りにはなりにくい。出来ることは輸入の削減だ。それには原油やLNGの使用を節減すること。具体的には、早く安全性を確かめて原発の再稼働を少しずつでも認めること。それ以外にはないと思うのだが、どうだろう。


    ≪27日の日経平均 = 下げ -38.78円≫

    ≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック