激減した自動車の輸出 / 4月の貿易

◇ 注目される5月からの回復度 = 財務省が25日発表した4月の貿易統計によると、輸出は5兆1557億円で前年比12.5%の減少だった。震災の影響がフルに反映され、減少幅は3月の2.3%から大きく拡大した。一方、輸入は5兆6194億円で前年より8.9%の増加。この結果、貿易収支は4637億円の赤字となった。

輸出では自動車、半導体などの電子部品、それに鉱物性燃料の減少が大きかった。また輸入では石油製品、原粗油、液化天然ガスの増加が際立っている。昨年に比べれば輸入価格も値上がりしているが、原発の事故で火力発電用の需要が増えたためと考えられる。

地域別に輸出をみると、アメリカ向けが23.3%、EU向けが10.7%、アジア向けが6.6%と、いずれも減少している。中国向けも6.8%減少した。国別で探してみても、輸出が増加したのはタイ、ベトナム、インド、スイス、スウェーデン、アイルランドの6か国向けだけ。

商品別で目立つのは、震災で部品の調達に困難を生じた自動車の激減。前年比で67.0%も減少した。アメリカ向けは73.5%、EU向けは69.9%、アジア向けは51.5%の減少。中国向けも69.2%減少した。5月に入ってからは被災地の部品工場も復旧が進み、自動車メーカーの生産台数も回復しつつある。5月の輸出が減少幅をどのくらい縮小できるか。それによって、日本経済全体の復興テンポを占うことができるだろう。


    ≪25日の日経平均 = 下げ -54.29円≫

    ≪26日の日経平均は? 予想 = 上げ

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