NY株式にも 大震災の影が

◇ 一過性か、下降局面か? = ニューヨーク市場のダウ平均株価は17日、69ドル値下がりした。3日間の続落は約2か月ぶり。終り値の1万2480ドルは1か月ぶりの安値。値下がりの理由は、ヒューレット・パッカードが収益見通しを下方修正したこと。それに4月の工業生産が頭打ちとなり、景気の先行きに警戒感が生じたことだと分析されている。

IT大手のヒューレット・パッカード社は17日、2-4月期の決算を発表した。純利益は前年比5%増で順調だったが、10月に終わる今年度の売上げ予想を下方修正。その理由を「東日本大震災による日本での販売減少と製品・部品の調達遅れ」と説明している。

またFRB(連邦準備理事会)は同日、4月の工業生産指数を発表した。それによると、生産水準は前月と横ばい。事前の予測を大きく下回った。これについてFRBは「自動車・同部品を除けば0.2%の上昇だった」と補足。自動車・同部品の生産は8.9%低下したが、これは「日本の地震による部品不足のため」と分析している。

このようにダウ平均株価の値下がりは、少なくとも17日の市場に関する限り東日本大震災による影響がきわめて大きかった。だがアメリカ経済の回復テンポにも、明らかな遅れが見え始めている。特に雇用と住宅面の回復が遅い。大震災の影響は時間とともに薄れるが、アメリカ経済の回復には雲がかかってきた。ダウ平均の下落は一過性なのか、それとも局面変化の兆しなのか。


    ≪18日の日経平均 = 上げ +95.06円≫

    ≪19日の日経平均は? 予想 = 上げ

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