またチビった 政府・日銀 (上)

◇ 効果のない金融緩和策 = 日銀は30日、臨時の金融政策決定会合を開いて新たな金融緩和策を決めた。だが、その内容は全く迫力に欠けたもの。このため市場は、直ちに効果のない政策と判断。円相場は上昇に転じ、株価は大きく下げた。日銀の臆病すぎる姿勢は、円や景気にとってむしろ逆効果になるかもしれない。

超低金利の年0.1%で、市場に資金を供給する新型オペレーション。これまでは期間3か月で20兆円を供給してきた。それに今回は期間6か月で10兆円のオペを加える。これが新しい緩和策の内容だ。資金の供給が増えることによって金利水準が下がる。その結果は円が売られ、景気にも刺激を与えるというのが、日銀の狙いだ。

しかし期間10年の長期金利は、すでに年1.0%前後に下がっている。そこに資金供給を増やしても、金利が下がる余地はほとんどない。それも資金需要が強ければともかく、現在のように弱い状態では意味がない。結局は低い金利で銀行が借り入れ、国債の保有を増やすぐらいがオチではないのか。

たしかに日銀がとりうる選択肢は狭まっている。だが国債の買い取り量を増やすとか、いま0.1%の政策金利をゼロ~0.1%にまで引き下げるとか。方法はあったはずだが、そこまでは度胸がなかったということだろう。その結果は市場に見透かされ、自ら苦境を招いたというのが真相ではないか。


                                 (続きは明日)

    ≪31日の日経平均 =下げ -325.20円≫

    ≪1日の日経平均は? 予想 = 上げ

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