踊り場に入った 日米の景気 (中)

◇ 日本の景気回復も一休み? = 日本の景気回復テンポも、ここへきてスローダウンしている。経済産業省の発表によると、6月の鉱工業生産は前月比で1.5%の低下となった。5月もわずか0.1%の増加だったが、とうとう4か月ぶりのマイナスに落ち込んでしまった。その主たる原因は、輸出の停滞と内需の不振。特に自動車と電子部品の減産が大きかった。

生産の動向を四半期でみると、1-3月期は前期比7.0%増と好調だった。それが4-6月期には1.4%増にまで鈍化している。さらに7-9月期の予測値も、わずか0.2%の増加。マイナスに落ち込む可能性もあるとみられている。一時的なスピード調整なのかどうか。まだ判断はむずかしいが、景気の回復が一服状態になったことは間違いない。

雇用面の改善も、遅々として進まない。総務省が発表した6月の失業率は5.3%で、前月より0.1ポイント悪化した。失業者数は前年より4万人減ったが、肝心の就業者数が20万人も減ってしまった。生産の停滞が続くようだと、雇用の好転は期待できないだろう。

経済成長率も、急激に下がりそうだ。4-6月期のGDP速報は16日に発表されるが、民間エコノミストの平均的な見通しは2.5%前後。1-3月期の5.0%から半減する。仮にそうなら、アメリカは5%の成長率が2四半期後に2.4%になったのに対して、日本は1四半期で同程度にまで減速することになる。日本でも「景気は踊り場へ」の見方が強まっても、不思議ではない。


                                (続きは明日)

    ≪3日の日経平均 = 上げ +123.70円≫

    ≪4日の日経平均は? 予想 = 下げ

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