民主党の敗因は 何だったのか?

◇ 最大の欠陥は曖昧さ = 民主党は参院選で、念願の単独過半数を獲得できなかった。菅首相の消費税に関する不用意な発言が命取りになったと分析されているが、果たしてそうだろうか。消費税の10%への引き上げを公約した自民党が議席を増やしたのだから、消費税を持ち出したこと自体が決定的な敗因になったとは思えない。

むしろ問題は、その説明の仕方にあった。「自民党の10%案を参考にする」「次の衆院選までに議論を詰める」などなど。結局いちばん肝心な増税の時期と使途については、よく判らなかった。こうした説明を聞いて、消費税引き上げに反対の有権者は民主党を選ばなかったろう。ただし賛成の有権者も不信を感じて、民主党に入れなかったかもしれない。

要するに今度の選挙で民主党が示した公約らしきものは、すべてが曖昧だった。名目成長率を3%超にすると言っても、具体的な政策はない。社会保障制度の改革も「取り組む」という程度。子ども手当ての上積みも、金額の明示がない。とにかく一言で言えば、みんな曖昧だった。

前回の衆院選では「自民党政権の打倒」「官僚政治の打破」「公共事業の圧縮」「埋蔵金の発掘」など。明確で具体的な公約が並んでいた。今回はそれに匹敵する判りやすいマニフェストは、皆無だったと言える。代わって登場した曖昧な公約が、有権者の期待を裏切った。菅首相は選挙の結果を受けて「景気回復と財政再建に全力を尽くす」と述べたが、その方法論をきちんと表明できないと、支持率は下がるだけだろう。


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