自動車の復権? トヨタの復活? (上)

◇ 新車販売は日米ともに大幅増 = アメリカの3月の新車販売台数は106万6000台だった。前年同月比では24.3%の増加。年率に換算すると1178万台で、昨年夏に政府の支援措置で急増した時期を除けば、リーマン・ショック以来の最高となった。09年の年間販売台数は1040万台だったから、売れ行きはかなり回復してきたと言えるだろう。

ただ回復の背景には、各メーカーが一斉に行なった販売キャンペーンの効果が隠れている。専門家の計算によると、各メーカーが3月中に実施した実質的な値引き額は、1台当たりの平均で2742ドル(約25万7000円)に達したという。このためキャンペーンが終了すれば、その反動は免れないという見方も強い。しかし専門家の間では、ことしの販売台数は1250万台。リーマン・ショック直前の水準に戻るという予想が有力になっている。

一方、日本国内での新車販売も急速に回復している。関係団体の集計によると、3月の登録車(排気量660CC以上)販売台数は44万3000台。前年比では37.2%の増加となった。特に乗用車の伸び率が高い。販売台数は40万3000台で、前年比40.7%の増加だった。これで乗用車の前年比増加率は、3か月連続で40%前後を記録した。前年が低すぎたとはいえ、回復のテンポは大まただ。

生産や輸出も順調に回復している。乗用車メーカー8社の2月の国内生産台数は、前年を74.8%上回った。海外生産も不況前の08年2月の水準に戻している。輸出も前年比79.1%の大幅な増加となった。アメリカでも日本でも、自動車は工業生産の主柱だ。関連産業も幅広く、雇用への影響も大きい。その自動車が“復権”へもう一歩という情勢になってきた。


                                   (続きは明日)

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