「角を曲がり始めた」 アメリカ経済

◇ 雇用者数が大幅に増加 = アメリカ労働省が発表した3月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月より16万2000人の増加となった。これほど大幅な増加は3年ぶり。連邦政府が国勢調査のため4万8000人を臨時雇用したこと、2月の大雪の反動といった要因も働いたが、とにかく雇用者数が大きく上向いたことで、経済の先行きはぐっと明るさを増したと言えるだろう。

アメリカ経済はリーマン不況から徐々に立ち直り、輸出や生産が復調。企業の業績も順調に回復してきた。ところが雇用情勢だけは好転せず、景気回復の大きなカベになっていた。それだけに雇用面に改善の動きが現れたことは、きわめて重要な変化である。オバマ大統領も「経済はコーナーを曲がり始めた」と論評した。

雇用統計をみると、3月は民間部門だけで雇用者数が12万3000人増加した。教育、医療、建設、製造部門での雇用増が目立っている。また失業保険の申請件数も、3月下旬になって減少傾向を示し始めた。今後も雇用者数がV字型に増加するとは思えないが、少なくとも増加基調が続けば、個人消費などの面にプラスの影響を与えることが期待できる。そうなればアメリカの景気は、本格的な回復の道を歩み始めるだろう。

ひるがえって日本の状況をみると、雇用情勢にはまだ好転の兆しがない。就業者数でみても雇用者数でみても、目立って改善する気配は感じられない。オバマ大統領は雇用の増加を政策の最優先目標としたが、鳩山内閣にはその意識が薄い。その差が表われてきたのだろうか。


    ≪5日の日経平均 = 上げ +53.21円≫

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