気になる 生産の減少予測

◇ カギは自動車の減速幅 = 経済産業省が発表した1月の鉱工業生産指数は、前月に比べて2.5%上昇した。これで生産の増加は11か月連続。上昇幅は事前の予測を大きく上回った。業種別にみて、生産の増加に最も貢献したのは自動車を中心とする輸送機械工業。前月比では5.5%の増加となった。

日本自動車工業会がまとめた1月の国内生産台数は75万3773台。リーマン・ショックで大規模な減産に踏み切った前年の1月に比べると、30.7%の増加となった。輸出も1月は前年比45.6%増と大きく伸びている。しかし不況前の08年1月に比べると、生産の水準はまだ8割まで回復していない。

したがって回復の余地は、まだまだ大きいはずだ。ところが経済産業省の予測調査によると、輸送用機械工業の2月の生産は1.7%減少の見込みとなっている。このためもあって、鉱工業生産全体も、2月は0.8%減少する予測だという。経産省は「1月の増加幅が大きかったことの反動」とみているが、なんとなく気にかかる。

予測調査によると、3月は1.6%増と再びプラス路線に戻る見込みだ。しかし、この予測調査の時点ではトヨタのリコール問題があまり織り込まれていない。1-3月期を通じて自動車の国内生産が頭打ち状態になると、鉱工業生産の回復も鈍ってしまう。仮にそうなると、1-3月期のGDP成長率も低目に出る可能性が大きいだろう。


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