国債の消化 : 家計頼みはあと5年?

◇ 個人金融資産は1456兆円 = 日銀が23日発表した資金循環統計によると、09年末の個人金融資産は1456兆4000億円だった。増加は9四半期ぶりで、08年末に比べると35兆2000億円増えている。主たる理由は、株価の値上がりで株式評価額が増大したことだった。

内訳をみると、株式・出資金が96兆7000億円で前年比16.2%の増加。投資信託も53兆円で10.8%増加した。注目されるのは現金・預金が前年比1.5%増加して、過去最高の803兆5000億円になったこと。個人の安定志向はいぜんとして根強い。その一方で国債の保有高は35兆円。前年より4.5%減少した。

いま国債発行残高の肥大化が問題になっている。その大半は個人の金融資産が消化していることは事実。金融機関が保有する国債・財投債・短期証券の合計は09年末で630兆円にのぼるが、その原資はほとんどが個人の預貯金である。したがって家計に余力がなくなれば、これまでのように国債を消化することは困難になるだろう。

金融資産の総額は久しぶりに増加したが、ピークだった06年末に比べるとまだ96兆9000億円も少ない。家計の負債も増えており、資産から負債を差し引いた正味の資産は1087兆円だった。一方、国債と短期証券、それに借入金を合計した国の債務は871兆円に増大。その差は215兆円に縮まった。現在のペースで国債を増発すると、単純計算ではあと5年分ということになる。

    

    ≪23日の日経平均 = 下げ -50.57円≫

    ≪24日の日経平均は? 予想 = 上げ

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