ギリシャを笑えない 日本の財政赤字

◇ 収入の半分以上を国債に依存 = 政府は15日の閣議で、総額7兆2000億円の09年度第2次補正予算案を決定した。これに伴う新規国債の発行額は9兆3420億円。これで09年度の新規国債発行額は合計53兆4550億円に。また借換債などを含めた国債の総発行額は158兆4000億円に達する。この総額は当初予算で予定した発行額より26兆1000億円も多い。

国の歳入に占める国債発行高を、財政の国債依存度と言う。財務省によると、09年度の国債依存度はなんと52.1%になる。08年度の39.2%から大幅に上昇した。過去最高だった03年度の42.9%も大きく上回る。国債依存度が50%を超すのは、もちろん初めてのこと。日本の財政は、とうとう収入の半分以上を国債で賄うという異常な事態に陥った。

この結果、09年度末の国と地方を合わせた長期債務残高は825兆円にのぼる見通し。GDPに対する比率は171%と、世界でも断トツの借金大国になる。このうち国の借金は627兆円に増える見込みだ。名目GDP比では130%にもなる。日本の国民が1年3か月働いた分を、すべて返済に回さなければ、この借金は消せない計算になる。

話は飛ぶが、いまギリシャが財政赤字に悲鳴を上げている。国債の格付けが引き下げられ、金利が高騰。政府は社会保障費の10%カットや公務員の削減に踏み切る騒ぎとなっている。このギリシャのGDPに対する政府債務の比率は124.9%で、日本よりも低い。日本の場合は政府や民間の保有する債権が大きいので、ただちにギリシャと比較するわけにはいかない。しかし油断は禁物。日本の国債にも、格下げの懸念が忍び寄っている。

    ≪16日の日経平均 = 上げ +93.93円≫

    ≪17日の日経平均は? 予想 = 上げ

          ☆Please click here ⇒ 人気ブログランキング



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック