民主党・経済政策の アキレス腱 ≪7≫ - ②

◇ 天にツバする行為では? = 菅副総理は記者会見のなかで「日銀にもデフレから脱却する努力をしてほしいと申し上げた」と述べている。日銀は今回の大不況に際してCP(コマーシャル・ペーパー)や社債の買い切りなどの非常措置をとったが、これを12月末で終了することに決めた。菅副総理の発言は、この終了を撤回してほしいということらしい。

だが日銀に金融緩和の継続を求めるのにデフレ宣言が必要なほど、政府と日銀の意思疎通が悪いのかと市場関係者はびっくりした。と同時に、政府は日銀に対して要求はするものの、政府自身はなにも対策を講じないことに、関係者はがっかりしている。本来、デフレ宣言を出すのならば、そこから脱却するための施策も一緒に公表すべきだったろう。

第2次補正予算を組むといっても、その実行は来年3月になってしまう。第1次補正から3兆円を剥ぎ取ったために財政支出が息切れし、景気は二番底に落ち込むのではないかという懸念が強まっている昨今だ。そこへ政府がデフレ宣言を出し、しかも対策はないというのでは、景気に対する警戒感がいっそう強まるだけ。現に株価も下落した。

景気が悪化すれば、その結果は鳩山内閣に直接はね返る。もう「サブプライムが元凶」とか、「世界中が不況」だとか、あるいは「麻生前内閣の後遺症」だとか言う時間は過ぎた。これからの不況は、みな民主党政府の責任になる。今回のデフレ宣言は、いまの政府にとっては自信のなさの表われと受け取られても仕方がない。悪い結果だけを背負うことになるのではないか。

    ≪26日の日経平均 = 下げ -58.40円≫

    ≪27日の日経平均は? 予想 = 下げ

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